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README.md

Construction AI Platform — 建築資料の確認基盤

建築資料をAIに読ませる処理と、その候補を人が確認する業務画面を一つの流れにした。原本、処理状態、根拠画像、成果物の置き場所を分け、確認前の情報がそのまま正式成果物にならない構成にしている。

project.yml
year:
2026
role:
Product Design / System Design / AI Workflow Design
category:
受託
stack:
ChatGPT SitesCodex App ServerCloudflare D1Google DriveCloudflare R2
links.yml
details.md

建築図面からクロス仕様を拾い、担当者の確認後にExcelへまとめる仕組みを、ほかの建築業務にも広げられる共通基盤として作り直しました。

利用者が触るのは専用ダッシュボードです。案件、Driveの同期状態、確認待ちの候補、最近の処理を業務の言葉で表示し、Codex App ServerやBridgeの操作を画面の裏側へ隠しています。

資料の同期から確認までを一つにつなぐ

現在のデモでは、次の流れが動いています。

  1. 案件ごとのGoogle Driveフォルダを登録する
  2. 01_受領原本ある図面や指示書をCloudflare D1へ索引する
  3. ローカルBridgeがジョブを取得し、Codex App Serverを通して資料から候補を抽出する
  4. 候補と根拠位置をD1へ、PDFの根拠画像をCloudflare R2へ保存する
  5. 担当者が候補を修正し、要確認または承認済みにする
  6. 承認済みの候補からExcelを作り、Driveの 03_AI加工物保存する

処理が途中で止まっても再開できるように、ジョブにはleaseと冪等性キーを持たせています。候補の編集には楽観ロックを使い、同時更新で古い内容を上書きしません。操作と判断は監査履歴へ追記します。

AIの出力を根拠と並べて確認する

候補には資料ID、改訂、ページ、引用、位置、正規化した座標を残します。図面PDFでは、その座標から根拠箇所を画像として切り出し、候補と並べて表示します。

読めない値は推測で補わず、すべての候補を確認待ちから始めます。担当者は候補だけでなく原本の該当箇所を見ながら、修正、要確認、承認を判断できます。

正本と処理状態を分ける

原本と生成したExcelはGoogle Drive、案件、候補、承認状態、監査履歴はCloudflare D1、根拠画像はCloudflare R2で管理します。業務ルール、データ構造、Bridge、テストはGitに置き、顧客資料や一時ファイルは登録しません。

原本を置く 01_受領原本変更せず、確認前の成果物は 03_AI加工物限定しています。正式成果物用の 04_承認済み成果物 へは、現段階では書き込みません。

現在の範囲

独立したレビューエージェントと、レビュー・人の承認を組み合わせた正式公開ゲートは次の実装範囲です。現在動いているのは、Driveの同期、候補抽出、根拠画像の生成、人による修正と承認、デモ用Excelの出力までです。

AIに資料を読ませる処理だけでなく、何を正本とし、どの状態で人へ渡し、どこまでを自動処理に任せるかを業務画面とデータ構造へ落とし込んだ事例です。