ShelfDropは、作業中のファイル、フォルダ、リンク、テキストを一時的に置くmacOSアプリです。Finderから離れたフォルダや別のアプリへ複数項目を移すときに、常に手前に残る小さな棚として使えます。
ドラッグ操作を中断しない
Finderで項目を選びOption + Tabを押すか、表示中の棚へ直接ドラッグすると追加できます。棚から項目をもう一度ドラッグして取り出せるほか、複数項目の一括コピー、移動、ZIP化にも対応しています。クリップボードは自動監視せず、保存したいテキストを明示的に追加したときだけ扱います。
操作対象は拡張子で制限せず、通常のファイルとフォルダ、画像、URL、プレーンテキストを同じ棚で扱います。Finderが前面のときだけショートカットを有効にし、棚は閉じるまでほかのウィンドウより手前に残すことで、意図しない表示切り替えを減らしました。
Liquid Glassに合わせてUIを組み直す
macOS 26への対応に合わせて、フローティングパネルをLiquid Glassで刷新しました。機能構成は変えず、パネルをコンパクトな正方形へ組み直し、clear glassの質感、細身のタイポグラフィと単色アイコン、展開・折りたたみ時のサイズや余白を調整しています。
背景の異なる画面に重ねても項目と操作が読み取れること、常に手前にある道具として作業を遮らないことを、展開状態と折りたたみ状態の両方で確認しました。
ネイティブアプリとして配布する
SwiftとAppKitで実装し、Apple SiliconとIntelの両方で動くuniversalアプリをGitHub Releasesから配布しています。タグをpushするとGitHub ActionsがDMGとZIP、インストールスクリプトを生成します。利用者はDMGに加えて、ターミナルのワンコマンドでインストールと更新ができ、アプリのメニューから最新版のダウンロードも開始できます。
Apple Developer Program未登録のため配布版はad hoc署名で、初回起動時にmacOSの警告が出る場合があります。
Webアプリでは扱いにくいFinderの選択項目、ドラッグ&ドロップ、常時手前のウィンドウを、macOS標準の操作感へ合わせて設計した事例です。